解決事例

交通事故
  • 交通事故で脊髄に後遺障害を負ったAさん。当初の認定は併合10級でしたが、異議申立をして大幅に認定が上がりました。最終的には訴訟となりましたが、7級を前提とした和解により解決しました。
  • 歩行中に自動車に衝突され、転倒して後頭部を強打したBさん。医師からの診断書等の必要書類を取り寄せて自賠責保険に被害者請求をし、高次脳機能障害により2級の後遺障害認定を受けました。その後、残額については訴訟を提起してほぼ満額の支払を受けることができました。
  • 自転車運転中に事故にあったCさん。医師の診断書等の必要書類を取り寄せて保険会社に請求し、高次脳機能障害により併合6級の後遺障害が認められました。
  • 子供の死亡事故について、加害者側保険会社から提示された損害額に納得できなかったDさん。提示された損害額自体も低い上、子供の過失が大きいと主張されたことが不満でした。そこで、相当な損害額を算出の上、交通事故紛争処理センターにあっせん申立をし、加害者側との交渉を進めました。同種事件の判例と比較しても被害者の過失は大きくないことを主張し、保険会社提示額を大きく上回る金額で示談が成立しました。
  • 自動車事故で顔面に傷跡が残った女児Eさん。必要書類を揃えて自賠責保険に直接請求し、後遺障害7級が認められました。
相続
  • 某県に多数の不動産を残して亡くなられた被相続人の遺産を巡って兄弟姉妹4人を相手に遺産相続の調停を提起したFさん。約2年間に渡り調停・審判と手続が進みましたが、最終的には全員の合意の下、それぞれが不動産を取得する内容で円満に合意が成立しました。
  • 会社を経営していた被相続人を長年に渡って面倒を見てきた妻のGさんと娘のHさん、被相続人の死亡後、長男・次男との間で遺産分割の調停・審判になりましたが、生前に被相続人の療養看護に努めたことが評価され、Gさんについては1割、Hさんについては5%を寄与分として認めるという内容の審判により解決することができました。
  • 妻に先立たれ、子供もいないIさん。妻が亡くなった後、身の回りの世話をしてくれた親族の1人に感謝の気持ちをこめて遺産を残したいと考え、遺言書を作成することにしました。そこで、遺言執行者を当事務所弁護士に指定し、公正証書遺言を作成しました。Iさん死亡後、遺言執行者として不動産の相続登記や預金の解約等の諸手続を行いました。他の法定相続人の同意を得る必要もなく、いわゆるハンコ代を支払うこともなく、円滑に遺産分割を終えることができました。
離婚
  • 理解のない夫に長年冷淡な扱いを受けてきたJさん。離婚調停を申し立て、子供の親権、月10万円の養育費、財産分与として自宅の名義を自分に移転してもらう等の条件で調停が成立しました。
  • DVの被害に苦しんでいたKさん。離婚調停・訴訟を当事務所に依頼し、極力夫とは顔を合わせないまま判決に至り、離婚が認められました。
  • 夫から離婚調停を申し立てられたLさん。夫婦関係が悪化したのは夫の不貞や暴力が原因なのに、性格の不一致を理由にする夫の態度が許せませんでした。調停は不調に終わり、夫は訴訟を提起しました。そこで、Lさんも夫に反訴を提起し、慰謝料、財産分与を請求しました。同時に夫名義の財産を仮差押し、夫が勝手に財産を処分できないようにしました。
    訴訟では、夫の不貞や暴力等これまでの婚姻生活で受けた精神的苦痛が大きかったことを主張し、勝訴判決を得ることができました。
    (離婚事件では、離婚に至るまでの経過をできるだけ詳しく記録しておくことが大切です。)
過払い金・任意整理
  • ご夫婦合わせてサラ金16社から合計約900万円の負債を抱えたMさんご夫妻。取引明細を元に再計算したところ、お二人合計約600万円の過払いになっていることが判明。示談交渉により大部分を取り返して解決することができました。
自己破産・個人民事再生
  • 自宅を所有していたNさん。自己破産申立により、残念ながら自宅を手放さざるを得なくなりましたが、親戚に買い取ってもらい、賃借して居住を続けています。今まで借金の返済に充てていた分を少しでも貯金に回し、いつか自宅を買い戻すのが夢です。
  • 住宅ローン2件2,200万円、サラ金等9件450万円の負債を抱えたOさん。住宅ローン特則を利用して個人民事再生の申立をし、住宅ローンはそのまま返済を続け、それ以外の債権は約8割の免除を受けるという内容の再生計画が認可されました。
会社自己破産・会社民事再生・会社整理等
  • 老舗の建設業P社、4億円以上の負債を抱えて経営に行き詰まり、やむなく自己破産申立をしました。手持ち現金で従業員に解雇予告手当等を支払い、更にすぐに破産管財人を選任してもらうことによって工事途中の現場にも極力影響が及ばないようにして引き継ぐことができました。
  • 飲食店等を何店舗も経営していた親子会社のQ社・R社。両社合わせて約7億円の負債を抱えて資金繰りに窮し、民事再生手続を申し立てました。幸い、早期にスポンサー企業が現れたため、同社に営業譲渡して大半の店舗と従業員を引き継ぐことにより事業を承継することができました。
消費者被害・振り込め詐欺等
  • 先物取引で多額の損失を出した高齢のSさん。取引の終了にすら応じてもらえずにいましたが、当事務所受任後直ちに取引を終了させ、預託金残金約460万円を返還させました。その後、交渉により、更に実損害額のうち250円を取りもどすことができました。
  • 振り込め詐欺により100万円を送金してしまったTさん。直ちに警察に被害を申し出たところ、送金先の銀行口座を凍結してもらいました。その後に当事務所に依頼して口座名義人相手に訴訟を提起し、判決を得て預金を差押え、全額回収することができました。
刑事事件
  • 知人に誘われ、運転手役を引き受けたUさん、駐車場で待っているよう言われて待っている間に同行者が強盗致傷の罪を犯してしまい、共犯者として逮捕されました。しかし、全く事情を知らなかったことを警察官・検察官に訴え、不起訴処分となりました。
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